~AIと食品ビジネスをテーマに、次世代農業人財へメッセージ~
株式会社NTTデータCCS(本社:東京都品川区、代表取締役社長:新井 健太郎)は、2025年10月29日、静岡県立田方農業高等学校(静岡県田方郡函南町)にて特別授業を実施しました。講師は当社社員 筧田 斎(といた いつき、ビジネスソリューション事業本部 ソリューションビジネス推進室)で、農業×ITの最前線で活躍する実務者として登壇しました。
本授業は、情報系企業の視点から、AIとセキュリティ、AIと食品ビジネスの可能性を学ぶ機会として開催され、約35名の生徒が参加。座学に加え、ワークショップ形式で「AIをだます体験」「適正価格の考え方」など、より実践的な内容を提供しました。
生徒に向けて授業を行う
筧田
授業風景
授業風景
■田方農業高等学校 櫻井先生のコメント
実社会の農・食関連事業が変化する中、農業の専門教育においても、データ活用及びAI活用の学びが重要になってきています。
しかし、専門的な知識がない教職員が指導を実践することは容易ではなく苦慮しているところです。
そのような中、NTTデータCCS様に、特別授業をいただき非常に良い学びを提供することができました。
授業は、ワークショップを中心に構成を考えていただき、主体的・実践的な学びを行うことができました。
生成AIの基礎的学びは行っていたため、AIとセキュリティについては、段階的な学びの実践となりました。
①NTTデータCCSにおけるAI活用②セキュリティに関するトピックス③AIセキュリティ・食品ビジネスに関するワークショップと授業が展開されました。
特に”セキュリティ”という、生徒にとってはやや関心が持ちにくいテーマについて、授業の冒頭で「昨今のサイバー攻撃に関するニュース」を取り上げ、実際の攻撃手法やその疑似体験を交えた導入をしていただいたことで、生徒たちは強い興味を持って授業に臨むことができました。
このような工夫された導入により、セキュリティの重要性を実感しながら学ぶ姿勢が自然と生まれていたように感じます。
ワークショップ形式の授業では、生徒たちが自ら考え、意見を出し合いながらAIセキュリティについて深く学ぶことができました。
ありがとうございました。
この取り組みは、「次世代人材の育成」と「地域社会との連携強化」という2つの社会課題を見据えたものであり、SDGs「4.質の高い教育をみんなに」および「8.働きがいも経済成長も」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」の実現にも貢献するものです。
今後も当社は、教育機関との連携を通じて、AI・セキュリティ・ビジネスなどに関する知見を社会へ還元し、持続可能な社会の構築に貢献していきます。
海底から宇宙まで。当社は創業以来、多様な領域でITサービスを届けてきました。構想から実装まで一貫して手がける開発力を強みに、お客様の理想に寄り添いながら、技術でこたえ、変化の先をともに描く。誠実に、まっすぐに。それが、私たちNTTデータCCSです。
株式会社NTTデータCCS
経営企画部 ブランディングチーム
淺川、阿部