金太郎飴じゃない、
だから強い

工場内のさまざまな設備とインターネットをつなぎ、効率的な稼働を実現するスマートファクトリー。急速に電子化が進む自動車。いずれも大きな注目を集めるこれらの領域にアプローチしている、スマートファクトリー&モビリティ事業部の鳥海さんにお話を伺いました。

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鳥海 哲弥さん

ビジネスソリューション事業本部
スマートファクトリー&モビリティ事業部
第2システム開発部 部長(当時)

鳥海 哲弥

Tetsuya Toriumi

1992年入社。東京本社でエンジニアとして電力会社のシミュレーターなどの開発に携わり、1996年、北海道オフィスに異動。携帯電話のシステム開発などを通じてキャリアを重ねる。2013年からは本社に戻り、金融関係や住宅メーカーのシステム開発、保守に従事。2018年より現職。

今のお仕事の内容を教えてください

スマートファクトリー&モビリティ事業部は、製造業のお客様を対象にシステム開発や保守をしていた部署が前身です。2018年4月より、従来の業務に加えてお客様の製造現場にIoTを導入してスマートファクトリー化を推進するという新たなミッションが与えられ、部署名も一新されました。

当事業部は第1システム開発部と第2システム開発部に分かれていて、前者が主に担当するのはクラウド上に設置する分析基盤。工場設備のデータをもとに、高度な解析を行います。私が部長を務める第2システム開発部は、工場内の設備からデータを収集しつつ、現場に置かれたマイクロサーバで処理を行う「エッジコンピューティング」と呼ばれる技術を主な担当領域としています。この2つの開発部が連携し、お客様の製造業の現場をより効率的に、より働きやすい環境にする取り組みを進めています。

仕事をする上で、モチベーションになっているのは何ですか?

新たな領域を開拓していくことのやりがいですね。今の部署では新たなソリューションを提案することが多いのですが、これは本当におもしろい。お客様に「やってみましょう」と言っていただけた時の喜びは、大きなモチベーションになっています。

当チームには、お客様先に常駐しているメンバーもいます。そこで信頼関係を築き、お客様がどんな課題を感じているか、どんな展望を持っているかを理解している者も少なくない。チーム内での情報交換を通じてお客様のニーズを把握し、それに応えられるような提案ができるよう心がけています。

新たな領域を
開拓していくことの
やりがい

鳥海 哲弥さん

NTTデータCCSってどんな会社だと思いますか?

一人ひとり、まったく異なる個性を持った人間の集団だと思います。良い意味でバラバラというか、金太郎飴のように画一的なところがない。生まれ持った「その人らしさ」を保ちながら、社内のさまざまなプロジェクトに参加することで得意分野を伸ばしてきた結果なのかもしれません。私はちょうど新しい部署で新しいメンバーと仕事を始めたところなのですが、やはりみんな個性が強い。一人ひとりとコミュニケーションを取りながら、各自の強みの把握に努めています。

鳥海さんの夢を聞かせてください

ある意味、すでに叶っていると言っていいのかもしれません。私は数年前にエッジコンピューティングという技術のことを知って以来、それに携わる仕事がしてみたいと思っていたんです。新時代のIoTに欠かせない大きな可能性があると考え、自分なりに勉強しながらNTTデータCCSとしてどのような活用ができるかを模索してきました。そして、幸いにもこの4月からそれを扱うチームを率いることができるようになった。大きな喜びとともに、重い責任を感じています。

次の夢は、お客様にその魅力をご理解いただき、生産の現場で実際に役立てていただくこと。メンバーとともに、積極的にアプローチしていければと考えています。

鳥海 哲弥さん

次の夢は
生産の現場で
実際に役立てて
いただくこと

経営理念と私

管理職だからこそ意識する「自由闊達な気風」

さまざまなものの見方・考え方をする人間がチームとなって動いていることが、NTTデータCCSの強みだと考えています。ソリューションを提案するにしても、議論をしていると思ってもみないような意見が若手から飛び出してくることもある。お客様からのご要望が多様化しているこの時代にあって、それはますます大切になってくるように思います。その根源にあるのが、経営理念の中にある「自由闊達な気風を大切にする」ことなのではないでしょうか。
組織を取りまとめる立場からすると、これはなかなか大変な面もあります。正直なところ、画一的な方が管理はしやすい。でも、それではきっとNTTデータCCSの良さは消えてしまいます。一人ひとりの個性が存分に発揮できるチームづくりに、力を注いでいきたいですね。

お客様へのメッセージ

グループ全体と連携し、幅広くサポート

スマートファクトリーへの注目度は高まっていますが、実際にIoTを取り入れていくとなるとまだまだ敷居の高さを感じるお客様は少なくありません。それぞれに異なる生産現場の実態を把握し、的確なソリューションを提供できるよう、研鑽を続けていきたいと考えています。
NTTデータグループにはさまざまなサービスを展開する企業が数多く存在し、緊密に連携しあっています。何かお困りごとがある際、また「こんなことをしてみたい」とお考えの際は、当事業部の担当業務にかかわらず、ぜひ気軽にお声がけください。きっとお役に立てることと思います。