石油元売り企業の販売系システム運用や、全国のサービスステーションに向けてデータ処理サービスを提供するリテールシステム事業部に在籍しています。
事業部長として私が行っているのは、メンバーのディレクションとサポートが中心ですね。私がこれまで経験してきたさまざまな部署での気付きや学びを後進に伝えながら、一人ひとりがもっと活躍し、成長できる事業部になるよう工夫を重ねています。
私は営業職を中心にキャリアを重ねてきたのですが、やはりお客様とお話をする中で課題を共有して、その解決をお手伝いできることが大きなやりがいでした。最初はこちらがサービスのご説明をするだけだったのが、訪問を重ねるごとに関係が濃くなっていって、やがて相談を持ちかけられるようになる。そのうれしさがこの仕事を続けてきた一番の理由なのかもしれません。
リテールシステム事業部はサービスステーションの経営者の方と直接お話しする機会が多く、一つの企業に対して自分たちの仕事がどれだけ貢献できているかが実感しやすい部署。そのため、運用・保守に携わっているメンバーがお客様との接点を持てるような仕組みづくりにも力を入れています。事業部の一人ひとりがやりがいや手応えを感じて、ワクワクしながら働けるようにするのが自分の役割だと考えています。
バランスが良い会社だと思います。開発から保守・運用まで一貫して提供できる。部門間での連携が取れているので、営業担当がお客様の声を聞いてきて、それをサービスに反映できる総合力が強みです。
もう一つの特徴は、自分の意見を持っている人が多いこと。協調性は大切にするのですが、お客様のためになると思うことについては譲らない。良い意味で頑固というか、芯が通っているんですね。
仕事を通じて事業部のメンバー全員が達成感を味わえること、でしょうか。お客様に頼られていると感じた時、大きなプロジェクトを成功させた時、仲間と協力してトラブルを回避した時など、「この仕事をしていて良かったな」と思う瞬間をたくさんつくりたい。それによって会社が潤い、一人ひとりがきちんとリターンを得て、さらなるモチベーションが生まれる──そんなサイクルを、ぜひとも実現させたいですね。最終的には“事業部のメンバーとその家族に幸せになってもらうこと”が、私の夢なんだと思います。
「自由闊達な気風を大切にする」、これは当社の経営理念の一項目に掲げられているだけあって、NTTデータCCSの社風そのものですね。個人を押さえつけるのではなく、自分の頭で考えて動くことを重視する傾向が強いと思います。一方で、守るべきルールをきちんと把握し、チームワークを大切にする風土も根付いている。この2つが噛み合って、個性豊かな社員が活躍できる土壌をつくっているように思います。
三項目の「最高のサービスを提供する」は、「『最高のサービス』とは何か」を問いかけてくる文章ですね。私にとって、それは「お客様が決めること」です。こちらが考えうるベストなご提案をするのは当然のこと。それによってお客様のニーズを満たし、「NTTデータCCSに頼んで良かった」とご満足いただいた時、初めて「最高のサービス」だったと言えるのだと思っています。
私たちのお客様であるエネルギー業界は、今大きく変わろうとしています。サービスステーションでは水素ステーションの導入が進み、石油元売り企業は電気の小売り事業に乗り出そうとしている。新たなシステム、新たなサービスが必要とされているのを強く感じています。私たちはこれまで培ってきた技術をフル活用し、さらなる運用・保守業務の品質向上を目指しながらそのニーズに応え、お客様とともに新しい時代をつくっていきたいと考えています。