「当たり前を維持する」
という使命、その先へ

NTTデータCCSが開発したシステムを安定して運用できるようサポートを行うシステム運用部。長年にわたりそのミッションに携わってきた畠山部長に、「縁の下の力持ち」に留まらない同部の取り組みと、それを率いるリーダーとしての思いを語っていただきました。

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畠山 実さん

エネルギー・資源ソリューション事業本部
エネルギー・金属システム事業部
システム運用部 部長

畠山 実

Minoru Hatakeyama

1981年、日本鉱業株式会社に入社。購買関連業務に携わった後、1984年、新設された株式会社シーテックに出向。以降、お客様先への常駐も行いながらシステム構築・運用業務に従事する。同社とセントラル・コンピュータ・サービス株式会社の合併後は現在の部署所属となり、2011年より部長職を務める。

今のお仕事の内容を教えてください

私が部長を務めるエネルギー・金属システム事業部のシステム運用部は、JXTGグループ(現・ENEOSグループ)のお客様を主な対象として、同事業部が手がけたさまざまな業務管理システムの運用・保守業務を行っています。お客様にとって、システムは正常に稼働して当然のもの。その「当たり前」を継続的に保つことが、私たちの部署の使命です。

加えて、近年はJXTGグループ(現・ENEOSグループ)以外のお客様にもサービスの提供を広げています。長年にわたって培ってきた安定運用の技術を、より多くのお客様に役立てていただけることは、私たちにとっても大きな喜び。システム開発部や営業部とも連携しながら、新たなお客様にも喜んでいただけるようなサービスを提供していきたいですね。

仕事をする上で、モチベーションになっているのは何ですか?

やはり管理職としては、メンバーが成長して評価されることが何よりのモチベーションですね。私たちの業務は、いわゆる「縁の下の力持ち」的な性格が強く、注目を浴びたり、おほめの言葉をいただいたりという機会は必ずしも多くはありません。それ自体は当然のことですし、悪いことではない。トラブルが少ないことの裏返しとも言えます。

しかし、日々の運用を通じて、システムや業務フローの改善点が見えてくることもしばしばあります。メンバーの誰かが「こんなシステムを導入してはどうでしょう?」「運用の仕方をこのように変えてはいかがでしょう?」と提案し、納得して採用していただけたりした際には、そのメンバーに負けないほどの喜びを感じます。

私たちの業務は
「縁の下の力持ち」

畠山 実さん

NTTデータCCSってどんな会社だと思いますか?

お客様からのご要望に真摯に対応する会社、でしょうか。たとえ前例のないご要望であっても、諦めることなく「どうしたら実現できるか」を模索し、行動する。その積み重ねが、お客様との強い信頼関係を育むことにつながっているのだと思います。

加えて、従業員の声にもきちんと耳を傾ける姿勢も持ち合わせている。従来もその傾向はありましたが、近年は特にそうですね。オフィスや休憩室の環境が働きやすく整備されるなど、現場の求めていることをしっかりキャッチして、施策に反映してくれていると感じることが少なくありません。

畠山 実さん

お客様からのご要望に
真摯に対応する会社

畠山さんの夢を聞かせてください

自分自身とチームのみんなが、楽しく働き続けられること。そのためにも、お客様との良好な関係は欠かせません。それも単なる現状維持ではなく、よりご満足いただけるよう業務改善を続けていく必要があると考えています。半年に一度開いている「品質向上会議」では、メンバー一人ひとりがテーマを決めて、運用業務の効率化やトラブル防止などに向けたアイデアを発表。ディスカッションを通じて、運用部としてのさらなる進化を図っています。

経営理念と私

空気のような「最高のサービス」を

経営理念の中で特に共感するものを一つ挙げると、「最高のサービスを提供する」です。運用部としての「最高のサービス」は、お客様からのお問い合わせにきちんと応えられることではなく、お問い合わせそのものが発生しないこと。システムが稼働していることをお客様が意識せずにすむ、空気のような存在が理想です。そこまでのレベルに至るのは決して容易ではありませんが、システムについての知識を深め、トラブルの種になりうるものを一つ一つ取り除いていくことで、「最高のサービス」の実現を目指していきたいと考えています。
さらに、前述のようにシステムや業務フローを改善するための提案をお客様に行うことも、「最高のサービス」の一環と言えるでしょう。「縁の下の力持ち」だからこそできる、一歩踏み込んだサービス。今後ますます力を入れていきたいですね。

お客様へのメッセージ

最も近くにいるシステムのプロとして

システム運用部にはどちらかと言うとおとなしい印象の人間が多いのですが、いついかなる時にも、お客様が安心してシステムをご利用できるような状態を保つべく、熱い想いを胸に業務にあたっています。最も近くにいるシステムのプロとして、すべてのお客様にとって頼られる存在でありたい。常に技術を磨き、よりよい運用を追求していきますので、どうぞよろしくお願いします。