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2024年04月11日

株式会社NTTデータCCSと日本農薬株式会社、
AI病害虫雑草診断をはじめとするAPIを提供する新サービス開始


株式会社エヌ・ティ・ティ・データCCS(本社:東京都品川区、代表取締役社長:新井 健太郎、以下 NTTデータCCS)と日本農薬株式会社(本社:東京都中央区区、代表取締役社長:岩田 浩幸)は、営農サービス提供事業者向けにAI病害虫雑草画像診断をはじめとする各種機能をAPI※1として提供する新サービス「NacField®」を2024年4月11日より開始します。


NacFieldロゴ

背景

現在、日本の農業の現場では担い手の減少・高齢化の進行等による労働力不足が課題となっています。こうした課題に対して、AIやICT等の先端技術を活用し解決する「スマート農業」が効果的な取り組みとして期待されています。このような環境の中、日本農薬株式会社とNTTデータCCSは、それぞれの知見を活かしたAI画像解析技術等により、病害虫雑草診断、生態図鑑、農薬図鑑など、農業従事者の皆様の利便性を向上させるためのソリューションの開発を進めてきました。


概要

この度、新たにリリースする「NacField®」は、営農サービス提供事業者向けのAPI提供サービスです。
営農サービス提供事業者は、本APIを利用することで、煩雑なシステム開発作業をすることなく、自社のサービス上に簡単に機能を追加することが可能となります。
まずは「レイミーのAI病害虫雑草診断※2」で用いられているAI病害虫雑草診断API・病害虫雑草図鑑API・農薬図鑑APIの3つの機能を提供します。今後追加予定のAPIも含め、使いたい機能を自由に選択することが可能です。

NacField概要図



今後の展開

本サービスのAPIは、農業データ連携基盤WAGRI※3にも搭載予定です。
また、水稲AI生育診断API・病害虫発生予測API等のラインナップを順次拡大するなど、多方面からスマート農業の推進を支援することで、日本の農業へのさらなる貢献を目指していきます。


本件に関するお問い合わせ先

NTTデータCCS
https://www.nttdata-ccs.co.jp/


参考情報

※1:ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェースのこと
※2:レイミーの病害虫雑草AI診断 https://www.nichino.co.jp/products/aiapp/index.html
※3:WAGRI https://wagri.naro.go.jp/