エネルギー・資源ソリューション事業本部の山﨑副本部長は、NTTデータCCSの2本柱であるビジネスソリューション事業本部とエネルギー・資源ソリューション事業本部の両方を知る、稀有な存在です。今回は山﨑副本部長にNTTデータCCSの風土と気質について伺いました。
エネルギー・資源ソリューション事業本部の副本部長と、事業推進部長を兼任しています。エネルギー・資源ソリューション事業本部のスタッフ部門をまとめる事業推進部の長として、事業計画の取りまとめや実行および進捗管理、組織運営の支援を担当する傍ら、JX金属様やJXTGエネルギー(現・ENEOS株式会社)様といったJXTGグループ(現・ENEOSグループ)の企業を主要クライアントとするエネルギー・資源ソリューション事業本部の運営に携わっています。
エネルギー・資源ソリューション事業本部とビジネスソリューション事業本部の両方を知る立場からすると、保守や運用、メンテナンスに関わることの多い前者は“大人しく堅実で、黙々と作業に当たる”、新規ビジネスを手がけるお客様との付き合いが多い後者は“新しいことにも積極的に挑戦する”と、少々風土が違うと感じています。しかし、そのどちらにも共通する性格として、“職人気質”があります。これは「高い技術を持ち、お客様に寄り添う姿勢が強い」というもので、私の入社当時から変わらないNTTデータCCSならではの風土です。
また、大きなベンダーさんだと自社でシステムを作らないことが多いのですが、当社にはシステムの作り手としてこだわりを持つ社員が多く、“手の動くエンジニア”が多いことも、特徴の一つだと思っています。
マネジメントを担う立場として、喜びを感じるのはやはり部門の成長を感じるときでしょうか。メンバー一人ひとりの奮闘と成長の先に部門としての業績がありますが、特に2018年の業績は皆さんの頑張りがひしひしと感じられる内容でした。
また、もう一つ、一生懸命取り組む社員と一緒にいるときに仕事の楽しさを実感します。当社には真面目な社員が多いのですが、社員と交流する中で、目の前の課題に向かって努力する姿を目の当たりにするとうれしくなりますね。
確かな技術力を持ち、お客様のお悩みに真摯に向き合う姿勢が強いため、「NTTデータCCSは職人気質」という表現をしましたが、その一方で、自分たちがお客様を導くくらいの気概を持って積極的に提案できるようになれば、当社の価値は一層高まると考えています。そこで、現場の活性化を目的に、TMS(Toyota way Management System)の研修を実施。これはトヨタ流のマネジメント手法で、職場やチームの活性化と自律型社員の育成を見据えて行ったものです。
また、ビジネスソリューション事業本部と月1回のペースで共同開催している社内交流会は、部署の枠を越えた交流の実現を目指したものです。業務時間外に社内の共有スペースで軽食やお酒を提供しており、参加者が徐々に増えつつあります。社長も差し入れを持って参加してくださるくらいフランクな場なので、若手の皆さんにも参加してみてほしいですね。
当社は来年で設立50周年を迎えますが、これからも会社としてさらに成長してほしいと思います。それには社員の皆さんが元気に楽しく、モチベーション高く働ける環境づくりが不可欠。自律型社員の育成を進めることはもちろん、社員が今以上に誇りを持てる会社にしていかなければいけません。そのためには「業績が結果としてついてくる」ことだけでなく、「会社自体が有名になる」ことも重要なのかな、と思っています。
どの理念も、まさにNTTデータCCSのあるべき姿を体現したものだと思っています。
「自由闊達な気風を大切にする」は、自律的な思考と行動で新しい手法を生み出していくこと。仕事を楽しむ上でも欠かせない要素です。
「技術力、創造力は一流を目指す」と「最高のサービスを提供する」は、当社の姿勢を表したものです。お客様に寄り添い、お客様のためには何が最適かを考えつくした上で、一流の技術で形にする——。それには、常にアンテナを張って進化し続けることが重要です。
「社会に貢献する」は、個々の活動がお客様の困りごとを解決し、翻って社会への貢献につながるというもの。日々の業務の積み重ねが社会に役立っていることを表しています。
社会は今、大きな変革の時期にあります。当社でもIoTやRPAを通じてのサポートを行っていますが、販売や経理といった、会社を支えるシステムの効率化や簡便化も忘れてはいけません。職人気質なNTTデータCCSは、謙虚な社員が多いのですが、確かな技術を有しています。お困りごと等あれば、お気軽にお寄せください。